11/17(日) 快晴
4年生は横須賀招待に参加して来ました。
会場は、横須賀リーフスタジアム。
今年出来たばかりのグランドです。
人工芝の素晴らしいスタジアムですね。
初戦の相手は、横浜Fマリノス追浜さん。
強豪ですね。
しかし、前々から選手たちが楽しみにしていた1戦でもありました。
こちらが言わなくても気合は入ります。
スタンドから撮影している限り、マリノスが相手だからと言って、特に気負っている様子の選手はいないと感じました。
試合前、こちらからアドバイスした事は、攻撃面で1点。
守備面で1点。
そこが重要になるよと話しました。
いよいよキックオフです。
試合自体は、全般的にマリノスがボールを支配していました。
基本的なテクニックはマリノスの選手の方が上でしたね。
そして、ギリギリまで観て変えられる判断や、トラップ、パスなど・・・。
子どもたちにとっては、良い教材でしたね。
後で福士コーチから話を聴くと、ベンチに座っている何人かは、おしゃべりに夢中で見てなかったらしいですけどね・・・。
危ないシーンもありましたが、身体を張って守ります。
前半に関して言えば、DFは原理原則を守り、全般的に良く頑張っていましたね。
DFの頑張りもあり、徐々にボールをまわせるようになり、攻撃も機能し始めます。
前半9分、CKから相手のオウンゴールを誘い先制。
そして前半11分、コユルのゴールキックを相手DFが処理を誤り、ショウヤが相手DF2人を快速で振り切り、追加点。
その後の14分、中盤でコウヘイがボールを奪い、ショウヤとワンツーから抜け出し、最後はナルミにスルーパス。
コントロールミスはありましたが、ナルミが左足で決めて3点目。
攻撃陣はどこを相手にしても、機能します。
この学年のストロングポイントですね。
しかし前半ロスタイム、クリアミスから失点。
3−1で前半を終了。
この失点は、絶対にしてはいけない同じようなミスが2回も続きましたからね。
当たり前の失点ですが、サッカーと言うスポーツを考えたら、絶対にしてはいけない事でしたね。。。
自分は上で撮影しながら、3−0で折り返せれば十分勝てるだろうと考えていました。
でも、ここで失点したら最高でも引き分け、最悪逆転されると思っていました。
点差もあるんですが、ロスタイムで取られる1点は取られる側から考えれば最悪なんです。
絶対にしてはイケない事。
取った側は、ラッキーです。
2点差で迎える後半と、3点差で迎える後半は全然違います。
だから、勢いが増すんですね。
元々の技術は、相手が上なんですから。
この時点で嫌な予感はしていたんです。
案の定、後半3分左サイドを突破され、中央の選手に繋がれ失点し3−2。
更に追い込まれてきました。
後半はガタガタになるだろうな・・・と、自分自身は思っていたんです。
3−1で勝てている事で、選手のみんなは興奮しちゃっている。
多分、後半はこのまま逃げ切りたいと、勝ちたいだけの気持ちになる。
だから、前半上手く行っていた理由は何だったのか?
何を頑張っていたのかが、抜けるだろうなと思ったんです。
そうなったら勝てないんです。
これは昨年のさつき杯で、今の中1の選手たちに話した事。
具体的に、何を頑張るのか?
ここなんです。
『みんな集中しろ!!』
選手たちからこんな声が聞こえました。
では、彼らは具体的に何に集中するのか?
分からなければ、集中のしようはないんです。
だから、具体的に何を頑張れば良いか分からない。
結果、頑張って走っても、頑張ってボールを追っかけても報われないんです。
結果は、後半3分・8分・11分・18分と失点し、3−5で敗戦。
5点も取られたら勝てません。
これはDFだけが悪いという事ではありません。
攻撃陣が簡単にボールを奪われるから、イケない部分もあるんです。
もちろん、DFも正しいポジションを取れていないので、お互い反省しなければなりません。
しかし・・・、
予想が当たってしまいましたね。
何を努力しているのか?
“努力の方向性” が抜けてからは、別のチームになってしましたね。。。
でも、そんなもんです。
自分自身、選手たちをどう育成して行こうかというビジョンは見えているので、結果は想定の範囲内です。
この学年は今まで勝って来たから、選手と保護者の方たちはショックが大きいかな?
でも、彼らのサッカー人生はこれからです。
今後の努力に期待しましょ!!
次は、横浜港北SC戦です。