6/8(土) 晴れ
2013年度・柏ヶ谷FC招待杯・3年生大会に参加させて頂きました!!
試合の会場は、海老名市立杉本小学校!
この日、朝方僕が起床した時間には雨がパラパラ・・・。
しかし!集合時間の8時には見事に晴れていました!むしろ梅雨とは思えぬ暑さでしたね。。。
全6チーム参加している今大会。
まずは、Aグループ・Bグループと3チームずつに分かれ、各チーム2試合を戦います。時間は15分ハーフ。
それぞれのグループで順位を決め、同じ順位同士で午後から3試合目を行います!
・グループ1位同士 → 決勝戦
・グループ2位同士 → 3位決定戦
・グループ3位同士 → 5位決定戦
という流れとなります。
同日、飯嶋コーチは午前中県トレセンマッチデー、福士コーチは市内トレセンの試合、柴田コーチはJrユースの練習と、この日はスタッフも大忙し!
朝、会場に来てくれた飯嶋コーチも、みんなと挨拶をしたらすぐに移動しなければいけませんでした。
招待杯に参加する3年生の送迎には大久保コーチ。飯嶋コーチが戻って来る午後までの間、午前中審判等のお手伝いをしてくれたのが出口コーチです。
それでは、
予選Aグループを戦う海老名FCの第一試合、対FC相模野戦の内容をお伝えします!!
集合時間になり、みんなで荷物を置いて。
日課であるみんなの顔を見て、声を聞いて、体調を確認!
『体調悪い子いない〜?大丈夫か〜?』
子ども達・・・
「アッツーイ・・・。アキトコーチ・・・。扇風機・・・。ねー!センプーキー!!!」
『・・・。 ねーよ。 ていうか外だわ・・・。わかるかい?』
相変わらず、突っ込みどころ満載です。この子達は。笑
大丈夫かなぁ・・・。
でもご心配なく!アップでボールを蹴ったら元気になってました。笑
サッカーボールを蹴ると、元気が出て楽しくなって、気持ちがリセットできちゃうのは子ども達も僕と一緒のようです!
試合前のミーティングでは、この日のテーマを伝えました。
・ボールを持ってから次の行動を考えないこと
・ボールを失っても切り替えを早くし、再度奪いに行くこと
・1人だけでドリブルするのではなく、ボールを持っていない選手も攻撃に関われるように準備すること
です。
ミーティングを終え、いよいよ試合開始です!
前半開始からどこか慌ててしまい、ボールがなかなか足元に収まらず、奪っては奪われの繰り返し・・・。
奪うことに関して頑張れてはいるのですが、体の動きが後手になっていました。
下の写真のシーンも、タツヤが相手を一旦止めますが、ソウタはボールを奪いに行くのではなく、
タツヤが抜かれた時のことを考えて、タツヤの後ろに行ってしまいます・・・。
攻撃する側の選手からしたらラッキーです。
見えない場所からもう1人が奪いに来るのではなく、わざわざ自分の視野の中に入ってきてくれるのですから。
1人で奪うより、2人で奪う方が当然楽なんです。
死角からボールを狙うことは卑怯でもなければ、二人で挟んでボールを楽に奪うことは、サボっている訳でもないのですが・・・。
一生懸命・正々堂々の気持ちが素直に出てしまったシーンですね。
こちらはユウヤ!
スタート時は中盤に配置をしましたが、相手にボールを奪われることが増え、DF陣よりも後ろまで下がってきています・・・。
なんとかボールを奪っても、自分のゴール前で奪われないためにボールを当てずっぽうに蹴っていましたね。
下の写真は、この第一試合の海老名FC全員に共通していた姿と言えます。
顔が上がらず、周囲の状況が全くと言っていいほど見えていません。それでは自分たちの本当に目指すべき場所へは辿り着けません。
また、ボールばかりを目で追っているので、遠くにいる選手もボールウォッチャーになっていました。
そうすると、相手がどこにいるのか分からなくなり、裏のスペースを取られてしまいます。
こういったシーンも前半の海老名FCの選手に目立ったプレイです。。。
前半は何とか 0−0 で終了。。
後半に向け、3つのポイントを伝えました。
1.相手が大きく蹴ったボール(空中のボール)に、足を大きく振って触れようとしないこと
2.1人でボールを奪うのではなく、チームで協力して奪うにはどうすべきか、考え→行動に移すこと
3.ボールを持っていない時間に、どうやって確認して・何を確認して、自分の体をどう使えばいいのか考えを止めないこと
僕はコーチとしてベンチにいますが、上記のポイントは全て投げかけて、みんなに質問ばかりしました。
前半の試合に呆れてこの子たちを突き放した訳では決してありません!
ただ、結局プレイをするのは子ども達。僕ら大人がああしろこうしろと答えを言っても意味がありません。
普段の練習や他の大会などでも、飯嶋コーチはもちろん、柴田コーチ、福士コーチも各学年の子ども達に自分で解決するにはどうしたらいいのか、考えるようにと伝えています。
そもそも答えは一つじゃありませんしね。
練習では自分で考えてからチャレンジできていることが、試合になるとできない。コーチが試合中も指示を出さないとできない。
そんなサッカー選手にはなってほしくないからなんです。
テーマをしっかり考え、チャレンジしたときは、成功しても失敗しても試合中リアクションをすることは約束しました!
前半はジーッ・・・と観察ばかりしていたので・・・。すいません。
そして後半。
開始からいい動きを見せてくれたのは、召集された2年生のヤマト!
前半、空中のボールに対して1番足上げまくってたのも彼ですが・・・
後半は慌てて足を振り上げることなく、積極的に相手よりも先にボールに体を当てること、
それがダメなら、相手がコントロールする瞬間を狙うことができていました!
しかし、FC相模野の選手も負けていません。普段から練習で行っているからか、
海老名FCの選手が「いい準備」をしだしても、慌てることなく対応されてしまいました。。
ゴール前でも最後はきっちり守られてしまいます。。
まだまだ前半のような慌ててしまうシーンは出てきます。
それでも、もっと自分で考えなきゃ!もっとチームで考えなきゃ!と意識が少しずつですが芽生え始めます。
今日はセンターバックに起用したノンちゃん。チームメイトに声を掛け始めました!
指示の内容は・・・
ノンちゃん「ユウタロウ!ボールボール!もっと早く行こうよ!」
ユウタロウ「う・・・、うん・・・!」
ユウタロウくん、若干押されぎみです・・・。笑
ノンちゃんも的確とまでは言えない指示かもしれません。それでも「何をすべきか考え、それを伝える」ことを実行しています。
失敗しても間違っていても、チャレンジした結果ならばOK!!上手くいかなければ、また考えることができますから。
こちらはショウ!
さつき杯でも4年生に混ざってキーパーをしていた選手です。
この試合でも、僕がキーパーやる!と気合いを入れて立候補!
ノンちゃんに負けず劣らず、後ろから指示の声をこの試合も出せていました!
こちらのシーンでは、惜しくもキーパーにボールをキャッチされてしまいます。
しかし、前半よりも1人で攻めることは少なくなりました!
ユウタに続いてヤマト・ショウマの2人も高い位置で攻撃に参加しています!
相手選手・・・体が大きい・・・。
20番ユウヤも海老名FCの3年生の中では大きい方なのですが・・・。
でも体の大きさなんて関係ない!って感じで攻めることも守ることもやめません!
後半終了3分前までスコアは 0−0・・・。
しかしこの時、海老名FCの選手から感じたことは、相手からゴールを奪うという気持ちと、そのために前へ前へ進む!
という強い意志でした。焦らず、けど絶対にあきらめません!
すると、後半開始13分になろうかというところで、
後半交代し出場したレオンが中央でボールを奪うと、本日キャプテンを任されたコウヘイが前の空いたスペースに走り込み、
上手くパスが通ります!
キーパーと1対1になりますが、これをコウヘイがかわしてシュート!待望の1点目が入ります!
その1分後にはまたもコウヘイ!
相手のキックしたボールを高い位置で奪い、コウヘイがドリブルでペナルティエリアの中央へ突入しそのままゴール!
3年生の中でも体は小さい方ですが、キャプテンとしてグランドに出た背番号10の背中は大きく、頼もしく見えました!
後半終了間際に、素晴らしい結果を出してくれたね!ナイスプレイ!
そして試合終了!
接戦を制し、2−0で勝利!
非常に苦しい展開でしたが、チームみんながあきらめずゴールを目指した結果が出て本当に良かったです!
みんな一安心。
かと思いきや・・・
一試合目終了後、ノンちゃんの前にいるユウタロウくんはっけ〜ん!
全体の表情は写っておりませんが、
ノンちゃん奥で笑ってます。
ユウタロウくん・・・。顔引きつってません・・・?
ダメだしでもされていたのかな?笑
さて、続きまして、
第二試合目、対矢作SC戦の内容をお伝えします!
お楽しみに!