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12/5(土) u14県リーグ最終節 対 和光ユナイテッド川崎

12/5(土) 晴れ

更新が遅れてしまい、すみませんでした。

師走という事で、バタバタしております。。。

さて、u14リーグ最終節が酒井スポーツ広場にて行われました。

最終戦のお相手は、前回と同じ和光ユナイテッド川崎さん。

前回負けているので、今回は負けられませんね。

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試合は序盤から攻勢。

攻撃面に関しては何も言っていないのですが、好調でしたね(^^♪

言いたいことはありますけど、今はだんまり。

攻撃に特化するあまり、全体的なバランスが悪いので、今はDF面を中心に進めております。

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だから、以前より派手さはなくなったかな。

しかし、何人かはそれでも真摯に今の課題にトライしてくれております。

味方・相手のボールホルダーの状態を観て、判断しようとしていますね。

まだまだボケっとすることは多いですが、意識はしてくれるようになりました。

意識しなければ、出来るようにもなりませんからね。

今はミスしてもイイです。

原因に気づき、同じミスを繰り返さないことが大事です。

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しかし…、

ちんぷんかんぷんな選手がいることも事実。

同じように練習しているんですけどね。

話が理解できないのか、分かっていてもやろうとしないのか?

理解出来なければ出来ないのは当然だけど、やろうとしないのは明らかに自分の問題。

中途半端なプレーしか出来ず、判断ミスなのか技術的なミスなのか誤魔化している。

結局、ミスの原因が分からないから、プレーの修正がいつまでたっても出来ない。

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自分のミスでチームに迷惑を掛けたくないという気持ちは分かります。

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でも、誰だってミスはするもの。

ミスを続けないことが大事なんです。

そのためには自分で修正出来る『判断の基準』がなければミスの原因を追究することが出来ません。

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試合に出ていれば、少なくとも1/11の責任は生じている。

その責任を理解するためにも、1人1人に『判断の基準』は必要になってくる。

1人1人が自分なりの判断基準で動かれても連動して動けませんからね。

これじゃ、組織になれません。

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だから、普段から一緒に練習し1人1人の考え方(ビジョン)・判断の基準をすり合わせている。

1stDFが観ているビジョンを共有し、2ndDFもポジションを取っているんです。

逆に、1stDFも2ndDFの指示を聞きながら、ここまではいいけど、これだけはダメと言うものを理解してなければならない。

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しかし、サブの選手はビジョンを共有していないんですね。

自分なりの考え方で動いてしまう。

すると、チームは混乱するんです。

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例えば、

試合中、自分がマークしなければならない選手っていますよね。

でも、状況によっては、そのマークを捨ててカバーリングに行かなければならない局面もある。

しかし、状況関係なく、自分のマークのみ考えているので、カバーリングに行かなければならない状況でもカバーを怠ってしまう。

1stDFの立場からしたら、なぜカバーリングがいないの?

って、なりますよね。

でも、自分なりの考え方をする選手は、俺は自分のマークする相手についていた。

自分の仕事はしっかりやったでしょ。

自分とマークマンの関係しか理解できないんです。

自分なりの考え方(正義)が存在するんですね。

これが、厄介。

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局面で判断しなければならないことは、原理原則から来るもの。

ボールが動くたびに選手の役割は変わります。

役割のない選手なんて、試合中には存在しない。

刻々と変わる状況の中で、自分の役割を認識して欲しい。

の年代、自分で役割を認識できない選手はピッチに立てません。

嫌でも自分が判断しなければならない局面は必ず来る。

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そうならないように一緒に練習して考え方をすり合わせているんですけどね。

精神年齢的なものも関係しているのかな?

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話はちょっとそれますが、子どもの頃、早く大人になりたいって思いませんでしたか?

自分は思いました。

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昨日選手にこんな話をしました。

『思春期を迎える君たちが、サッカーだけじゃなくファッションや女の子に興味を持つことは当たり前だと思う。

俺は持って欲しいと思うんだ。

そうしたら普通、髪形や私服、話し方や振る舞い方など色々と気になるものなんだよ。

いつまでも、寝癖ばっちりで私服が母親買って来たものかジャージどうなの?小学生じゃないんだから。

そんな事サッカーに関係ないって言うかもしれないけど…、

例えば、サッカーしか出来ない寝癖ばっちりで私服のダサい奴より、サッカーも出来てスポーツ万能。

髪形も私服もファッショナブル。更に勉強も出来て友達に優しいって最強じゃない?

出来ることが多いって事は、人の何倍も仕事が出来る可能性がある。

勿論、プロのサッカー選手になる為に、何かしら我慢するものがあっても然るべきだと思う。

でも、普段から色んなことが出来る子は、試合中も出来る事が多いって思うんだよね。

出来ることが多い選手って、能力が高いって思うんだ。』

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サッカー一途っていうのも悪くないと思うんだけど、考え方や視野が狭くなってしまう恐れがなくもない。

君たちは、発展途上中なんだから。

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哲コーチもその後にこんな話をしました。

『今の話に続く訳じゃないけど、自分の大学時代の友人から最近こんな話を聞いたんだ。

日本とヨーロッパの子どもじゃ、精神年齢的に4歳ぐらい差があるんだって。

今、14歳?

だとすると、ヨーロッパの14歳の子どもは日本の18歳くらいの考え方で生活している。

勿論、プロのサッカー選手を目指している子もね。日本で言えば、高校3年生。

どういうことかと言うと、彼らはプロになってもいつ怪我などで首になるか分からないって考えている。

だから、引退した後のセカンドキャリアの事も考えているんだ。

具体的に言うと、教師や理学療法士など色んな資格を取れるよう大学まで進学し、自分の為にしっかり勉強しようと考えているんだ。

どう?

同じ14歳の子だよ。

君たちは今、そんな事が考えられる?』

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この話、どう響くかな~?

楽しみに観察したいと思います。。。

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試合の結果は、4-1。

最終戦を勝利で終えることが出来ました。

試合中、ほとんど支持は出しませんでしたが、何人かは確実に力強くなってきているし、考えてプレーをしています。

今はその成長をしっかり見守りながら、じっくり進んで行きたいですね。

これからも、応援宜しくです(^_-)-☆

2015/12/17        staff   |    タグ:海老名FC ジュニアユース , 公式戦