お昼ごはんも終わり・・・、
早速彼らは遊び始めます。。。
フェンスを越えたはずのボールを取りに行ったら、その間にボールが元の場所に戻っていたりと、怪奇現象もありましたが・・・。
取りに行っている間、フェンスの外には誰もいなかったんですけどね。
ちょっと目を離した隙に戻っていました・・・。
さて、第2戦。
相手は那珂FC。
茨城のチームですね。
2戦目という事もあり、リラックスした状態で迎える事が出来ました。
しかし・・・、
主審デカいですね。
昨年まで、鹿島アントラーズのプロGKだったらしいです。
身長2M。
先程も話しましたが、この遠征中はジュニアユースに向けて色々と話したんですね。
例えば、色んなポジションをやらせるんですが、なぜ、そのポジションを今回は与えられたのか?
こちらの考えをみんなの前で話しました。
選手が理解していないのにやらせていても意味がないんで。
ここに関しては、全員理解を示してくれました。
ただ、全員ポジションの変えてもこれまた意味が無いんで、何名かを変えて起点になる部分は試合毎に抑えました。
だから、大崩れする事はありませんでしたね。
試合後や宿舎でのミーティングでも各選手と話しましたが、色んなポジションから見えて来る自分。
この遠征で、少しでも自分が分析出来るようになればと。
遠征中の全ての試合でブレない大きなテーマを与えた中で、1人1人が自分を採点出来れば良いかなと思い取り組ませました。
試合中、彼らはその中でポジションを上手く変更していましたね。
サイドの選手が中に入ったら、中の選手がサイドに行ったり、後ろの選手が前に出たら、他の選手がその穴を埋めたりと。
迷ったり失敗もあったけど、自分たちで決断して行う事は非常に良い事ですね。。。
昨年より、間違いなく1人1人の出来る事が拡がって来ているように感じます。
点数はそれほど取れなかったのですが、個々の内容は上々。
ベンチから観て判断するプレーとコート内で起こっている事が、技術的なミスはあったとしても、考え方は違わない。
なので、ミスが出たとしてもその後のディフェンスが各々速いので、相手が攻撃につなげられないんですね。
観ていて楽しかったですよ。。。
こんなシュートシーンが多々見られました。
サイドを割られて、最後は中央からフィニッシュ。
観ての通り、中には2人の選手がフリーですからね。
DFとしては守りようがないですよね。。。
頭(考え方)が付いて来た彼らのプレーは、相手チームからすると速いんでしょうね。
常に先手先手で仕掛けられます。
元々ポテンシャルの高い子に頭が付いて来ていますから、止めるのは難しいかなと感じました。
DFがここまで上がってゴールを狙うんですからね。
相手からしてみれば、的が絞れない。
縦横無尽です。
セットプレーも早い対応。
しかーーーーし・・・、
良い事ばかりではありませんでした。
この試合でタイチは絶不調・・・。
最初の何回かのプレーで考えられていなくて、パニックになっちゃったのかな。
らしくないんですけどね(笑)。
周りが良いプレーを連発するし、こちらもタイチに期待をしたからプレッシャーになったんでしょうね。
悔しくて・・・(涙)。
試合後に本人と話し合いました。
『0から1にする事が、実は大変な作業なんだよ。
さっきの試合で、みんなが良いプレーを連発するから自分もと焦ったよね。
その気持ちは分かる。
でも、1にならなければ2にはならないよ。
1試合目では、1に出来たジャン。
次の試合でもう一度チャレンジしてごらん。』
結果は、3-0で勝利。
ちょっと気になる事もありましたが、開幕2連勝!!
開幕3連勝を狙います!!