4/11(土) 雨のち曇り
少年少女サッカー大会・高学年の部。
5年生のB・Cチームの試合日にカメラを忘れてしまい、大変申し訳ございませんでした!
以後、このようなことが無いように、気を付けます・・・。
1日目は文章のみではありますが、5年生の大会総括として内容をお伝えしたます!!
5年生の初戦は、Cチーム。
対戦相手は、柏ヶ谷FC・Aチームでした!昨年の準優勝チームですね。
試合は前半から苦しい展開となりました。相手の両サイドから右に左に翻弄され、攻撃の糸口が見つけられていないようでした。
守備時のポジショニングが去年に比べ良くなってきたので、全くボールに触れないという訳ではありませんでしたが、
速いドリブルとパス回しに悪戦苦闘といった様子でしたね。
相手がゴールを重ねる度、海老名FCの選手の表情を見ていましたが、「どうにかしないといけないけど、何をどうしよう・・・?」
という雰囲気でしたね。
この試合では、具体的な解決策を言葉にできてないという印象を受けました。
スコアは0−11という結果でしたが、
それでも、最後まで戦い続けた意味はあったと思います。
僕の小学生の頃は、市内大会3年間ビリでしたから。
しかも、6年生の時は相手が10人のチームに、23−0で負けた事は今でも覚えています・・・。(あれは辛かった・・・。)
その時のチームメイトを批判する訳ではありませんが、悔しがっているのは数人で、「どうせ俺達弱いから、仕方ない。」って試合中に諦めた仲間が許せなくてよく泣いてました!笑
(ちなみに、中学校では、最後の大会、反骨精神で優勝です!)
それに比べれば、ユウタロウやレオン達からはできる事はしっかりやろう!という気持ちが感じられたので、これからのトレーニングや試合を是非楽しみにしてほしいですね!
感情をあらわにして悔しがる選手も、心の中で悔しがる選手も、この経験を絶対に忘れないでほしいと思います。
続く試合はBチーム!
対戦相手は、オリオンのAチームでした!
6年生主体のチームに合わせることなくどこまで闘えるか、去年からの成長を確認する試合となりました。
Bチームには、6年生の試合に参加したり、SPクラスに入っている選手もいます。
普段から、上級生とトレーニングしたり、試合に参加する事で、少しずつサッカーを理解してきている様子でしたね。
コウヘイはただ一所懸命なだけでなく、ボールを奪った後の事が大分考えられるようになってきました。
もちろん彼だけの力だけではなく、攻撃時に、周囲の選手が選択肢を増やしている事も要因の1つでしたね!
ボールを受けてから考えるのではなく、ボールを持っていない時間にどれだけ状況を把握できるか、いまの5年生には共通して必要な事です。
SPでの経験、上級生との試合経験や試合を見ている選手達が、徐々に動きを理解することにより、相手ゴールを意識できていたと思います。
ただ、欲を言えば、もっと選手自身で伝えてほしいし、話してほしいですね。
全員が、SPクラスに入れる訳ではないし、上級生の試合に帯同していないので、経験している選手がもっと伝えるべきだと思います。
いくら良くなったとはいえ、キーパーのショウが何から何まで指示を出すのは、どう考えたって限界があります・・・。
団体競技の面白さは、5年生達はまだまだ広げていけるので、具体的なコミュニケーションを選手達自身が取る事も今後の課題ですね。
ボールを奪うためのスキルを、もっと攻撃に活かすため、相手選手の位置、味方の位置、ボールの位置、ゴールの位置、
自分の位置をもっと伝えていいと思います。
(コウヘイちゃんは特にもっと大きな声で分かるようにね! )
試合は、ノンちゃんが先制し1−0!
相手を外してシュートを放ちましたが、勢いが無くて入るかベンチはドキドキ・・・!
でも入りました!ナイスゴール!
(本当に狙った・・・?)
相手のオリオンの選手達も、このまま負けれないということで、攻撃に力を入れてきますが、身体を張って守備陣が守り通しましたね!
1−0で勝利!
成長したところを確認できました!
でも、やっぱり、岩崎コーチに頼ってる感が否めません・・・。
もちろん、監督の伝えている事を聞くことは当然なのですが、岩崎コーチが言ってる指示の本当の意味は、気付いてほしいからです!
答えは自分達で出さなきゃいけませんよね。
4/18(土) 晴れ
大会の2日目、
初戦をジャイアントキリングに成功したBチーム!
次なる相手は、中新田Aチーム!
この日は、ノンちゃんが県トレセンの選考会のため遅れて参加というのと、タツヤが体調を崩している事が気がかりでした。
選手達からは不安な表情も窺えましたが、そこは切り替えが肝心。
岩崎コーチからも、「やる事変えないよ?」と伝えられていましたし。
その通りだと思います。
前半、ナオトはよくカバーに入ってくれましたね!
1対1でのしつこさは5年生の中でも1・2を争う存在だと思います。
タツヤの体調が芳しくないこともあってか、いつもよりも高い位置で守備をしようとしていました!
でも、1人で守るには限界があります。
試合中の1対1で大切なのは、周囲の仲間のポジションニングです。
攻撃してくる相手選手が困るのは、1対1で抜いてもドリブルするコースやパスコースが無い事です。
いくら1対1で勝っても、当然攻めれなければ意味無い訳ですから。
でも、この試合では、要所で1対1を静観している選手が多かったですね。
直接ボールに触れなくても、1対1をしている仲間を助ける方法はあるのですが、効果的なポジショニングから補助をすることができていませんでした。
必ずという訳ではありませんが、ショウも伝えてはいるんですけどね。
みんな聞こえないのかな・・・。
ユウタは大分迷走してますね。
言われてることを理解できない訳ではないのですが、プレー中の判断がどうしても遅れていました。
気持ちとプレーが噛み合っていない原因の1つは、先程守備時にお伝えした、「静観している時間」だと思います。
ユウタだけに言える事ではありませんが、ボールウォッチャーになりすぎというのもありますし、見ているようで見えていないんですね。
では、ガムシャラに動き続ければ良いのか?というと、そうでもありません。
簡単に言えば、サボり方が下手で、頑張るタイミングが違うので、攻守の切り替えが後手に回っているということです。
グラウンドの中から見るサッカーの時間が長いためなのか、状況を理解できない選手が多かったですね。
みんな本当に頑張って走っています!!頑張る事はできていますが、結局繋げられない。
岩崎コーチや、応援に来ていたお父さん達が、大きな声でしびれを切らして選手達に言っていた事の通りだと、僕は思います。
客観的に見えていないんですね。
普段、Jリーグや代表の試合、海外リーグの試合を見たりして参考にした事が、いざ自分達の試合では上手くできない。
もちろん、小学生ですから、プロと比較するのは酷なことかもしれませんが、でも勝ちたいなら、上手くなりたいなら、成長したいなら、
目指さなきゃいけないですし、参考にすることは避けては通れないし。
むしろ、普段の練習風景や、SPでのトレーニングする様子からは、
決してネガティブな感情で練習している訳ではなくポジティブさを感じています。
5年生からは、サッカーが本当に好きな子達なんだなといつも思わされてますしね!
で、あるならば・・・!
と、思っちゃうんですが・・・。小学校の5年生に期待しすぎですかね・・・?
もちろん、学年によってチームの個性は様々です。それはどのチームでも、どの地域でも、もっと言えば、どの国でもそうだと思います。
あのスペインでさえ、勝てない年があるんですから!!(だから面白いってのもありますが、さらに長くなるので自粛します・・・。)
保護者の方が撮影してくれたビデオを見返す事も重要ですが、プロの試合と自分達の試合を比較することはもっと重要です。
コーチの仕事をしているからこんな事を言うのではなく、5年生達からそう言うに見合う熱意を感じるから、言っています。。
試合は前半に2−0でリードされますが、
攻撃の糸口がゼロでは無いと思いました。
ただし、ハーフタイムに岩崎コーチから伝えられた攻撃に関して、後半は上手くいきませんでしたね・・・!
選考会から戻ってきてくれたノンちゃんを投入して良い守備からボールを奪い、反撃に出ますが、ラストパスがゴールまで届かず、
全体的に疲労している様子でした。
ソラはベンチにいる時間が長かったのですが、何をしなければいかえないか、気付き始めていましたね。
出場できない時間の悔しい思いや、見ていた時間を、残り僅かな時間の中で発揮しようと歯を食いしばっていたと思います。
試合は残念ながら、0−3で敗戦。
この敗戦から学ぶものがあったか、僕からも、スクールで選手に質問していきたいと思います。
経験を活かすも殺すも、コーチ達が何を言おうが、最終的に判断するのは子ども達です。
冷たい言い方と言われてしまうかもしれませんが・・・
自分達のサッカーに対する気持ちと、経験した事、普段トレーニングしている事を、選手が頭で擦り合わせて行動できなければ、
今後も大きな成長は見込めませんし、悩みすらも生まれません。
そういう意味で、僭越ながら、解散時の言葉を掛けさせてもらいました。
仲が良いだけでは勝てません。(だからって喧嘩しろって意味ではありませんが・・・。笑)
「競争無くして、成長無し」
だと、僕は考えます。あともう1歩、踏み出してほしいですね。
2日間に渡り、ご声援を送って頂いた保護者の皆様。
今大会も熱い応援、誠に有難う御座いました!
ブログの件、重ねてお詫び致します・・・。
今回も、文章をまとめるのに時間が掛ってしまい申し訳ございませんでした!
5年生になり、頭と体の成長が著しいこの年代、
この大会を通して選手とコーチ陣が感じた差を、1年間でどこまで修正できるか勝負ですね。
保護者の方達の熱意を、さらに選手達がモチベーションに変換できるよう、微力ではありますが、私なりに支えていきたいと思います。
また、9月の5年生大会を次なる目標にし、選手と5年生チームのチャレンジ精神を、暖かく時に厳しく、今まで通り見守って頂ければ幸いです!
選手達自身が、自分達の可能性に足踏みをして迷ってしまいがちなこの学年。
しかし、やると決めたからには、逃げない!という、強さを持っているとも感じます。
いままであやふやで、何となくだった部分を修正しなければいけないと、選手達自身が感じた大会だったのではないでしょうか。
Cチームの選手が見せた、悔しい涙や気持ち。Bチームの選手が経験した勝利と敗北。
ここから競争が生まれることが、何より私が臨むことです。
5年生にも備わっている、サッカーが大好きな気持ちと、仲の良い関係。
それだけでは勝負事には勝てませんが、さらに自分達に厳しく、今まで通り真摯にサッカーに取り組めば、
熱意と仲間だから生み出せる関係は、裏切らないし、自分達の色や武器にすることができます。
選手の皆さん、分からない事があれば、コーチはもちろん、5年生同士でもいいし、6年生でもいいし、お父さんやお母さんでもいいです!
どんどん聞いて、質問していきましょう。
迷ったままでは、ボールは上手く蹴れないし、本当の意味でチームにはなれません。
それでは皆さん、またスクールでお会いしましょう!