11/1(日) 晴れ
さぁ~、ついに5年生県央大会が始まりました!
この学年は、県央大会初体験。
どこまで出来るか楽しみでしたね。
初戦の相手は、クレセールさん。
厚木市の1位です。
試合前のミーティングでは、試合に対する心構え的なことを中心に話しました。
簡単に言えば、
『真剣に闘ってくれる相手は、自分にとって最高の練習相手だよ。』
って、事です。
真剣勝負の中で、自分がどこまで出来るのか?
ここが今日の肝でした。
何人かは緊張しているようでしたが、翔の1発ギャグもあり、和やかにミーティングは終了。
試合が始まります。
試合開始早々、コウヘイのスルーパスからキョウヘイが抜け出し、ビッグチャンス到来!
しかしこれはGKに阻まれます。
その後もチャンスはあったのですが決めきれないでいると、流れは相手に傾き始めます。
そして、前半8分。
裏に蹴られたボールを決められ、先制点を献上してしまいます。。。
前半は、0-1で終了。
ハーフタイム。
DF面の修正点と、攻撃面に関して何点か確認。
この学年は、上手く行かないとすぐに何をすれば良いのか分からなくなっちゃうんです。
なので、
『この試合、俺は勝てると思うんだけどな。
どう思う?
いいかい?
今やるべき事をしっかりやってごらん。
もしその結果負けたとしても、今より間違いなく前進しているから。
もちろん、負けても良いとは言っていないから勘違いするなよ。
勝とうとする真剣勝負の中で、今やるべきことをやろうとするから成長するんだ。
その中で成功も失敗もあるとは思うけど、ここは選手としては逃げられない。
今の自分のいる位置が分かればイイんだ。
そして、位置が分かったら足りない分、また努力するしかないんだから。』
と、話しました。
後半。
相手の出だしも良くなり、苦しい展開。
そして後半3分に失点。
0-2。
多分、応援している皆さんは
『また、ダメか・・・。』
と、思ってた方は多いはず。
今までが今までですからね。
でも、膠着状態が続くより、どちらかに点が入り試合が動いた方が良いと考えていたので、
『よし、動いた!』
と思っただけで、全然諦めていなかったですね。
しかし、ここから一進一退の攻防が続き、結局膠着状態になってしまいました。
このままでは何も変わらないと思い、自分たちから積極的に動き始めました。
後半9分ソウタを投入し、メンバーとポジションを変更して局面の打開図ります。
後半11分。
相手のクリアにキョウヘイが突っ込み、こぼれたボールをコウヘイが一瞬でかっさらい、2人のDFを振り切りゴール!
ついに待望のゴールが生まれました。
最近のコウヘイは動きにキレがありますからね。
これでまた試合が動き始めました。
ここぞとばかりに、後半13分ユズヒ投入。
投入前、ユズヒには自分の何が魅力なのかアドバイスをしました。
今までのプレーを見る限り、自分の良さに気づいていないようでしたからね。
後半13分~14分に差し掛かる頃、ソウタの早いFKのリスタートからノンちゃんが抜け出します。
それを相手DFがたまらずファウル。
PKを得ます。
これを見事に決め、同点( `ー´)ノ
ちなみにこの時、ノンちゃんは転ばされた時の怪我の痛さで半ベソ状態だったらしいです。
この時、時計は後半14分。
選手たちは完全にイケイケモードへ突入!
同点直後、相手のキックオフをカットし、前線にボールを放り込みます。
そのボールにキョウヘイが反応しシュート!
DFにブロックされますが、そのこぼれ球をユズヒがキープし、ノンちゃんにラストパス。
これをノンちゃんが見事なファーストコントロールから、ゴール天井に蹴りこみ逆転!
ラスト10秒での奇跡の大逆転ゴーーーール!
ベンチと応援席はボルテージ最高潮!!
そして、試合は終了!!!
後半ラスト4分、0-2から怒涛の大逆転劇(^^)v
彼らが自分たちを信じた結果です。
いや~、久しぶりに年甲斐もなく興奮したかな。
こんな試合は1年に1回有るか無いかですから。
保護者の皆さんも大喜びでしたね。
昨日、6年生県央大会優勝の祝勝会を行いました。
そこで、6年生から良い意味でプレッシャーが掛けられていたからね。
先輩から海老名FCイズムを注入されたかな?
先輩から後輩へ。
海老名FCイズムは着々と受け継がれていきます。。。
しかし、彼らの初の県央大会はとても印象深いものになりましたね。
初の県央大会は、これ以上はないほどの素晴らしいスタートが切れました。
これでベスト8。
この勢いで、より上を目指します(^_-)-☆
結果
海老名FC 3-2 クレセール(厚木市1位)